女性は、男性の2倍の割合で尿失禁や頻尿を経験しています。
妊娠、出産、閉経、女性特有の尿道構造がこの相違を説明しています。

尿失禁及び頻尿のいくつかの原因

○ 特に閉経後に見られる膣内の皮膚の薄弱化と乾燥化
○ 骨盤底筋の弱まり
○ ある種の薬品
○ 活動できにくい状況
○ 糖尿病や高カルシウム濃度といった、尿道感染症の問題


ここでアメリカでの尿失禁の事情をみてみましょう

「少なくとも2500万人のアメリカ人が、慢性的な尿失禁症により深刻な影響を受けていると、我々は見積もっています。他のどんな医療問題も、これほど直接的に多くのアメリカ人に影響を与えることはないでしょう。日本においては現在、まだ、どのぐらい方が尿失禁の問題を抱えているのかは、現在の所、把握できていないのです。

しかもこの問題は、医療団体、政府、ニュースメディア、基金積立機関から、ほとんど関心を持たれていないのです。尿失禁は、どの年代においても、決して普通のことではありません。それは、大多数の人々において治療可能なものであって、彼らのほとんどが、重度の失禁症から回復できるのです。」(Neil Resnick, M.D. / Brigham and Women's Hospitalの老人科チーフドクター、Harvard Medical Schoolの薬学部准教授)

これほどの有病率にも関わらず、尿失禁は、病名として診断されることなく、報告もされず、多くのヘルスケア業者がそれについて教育を受けないままです。(健康管理政策調査機関による1996年度臨床診療のガイドラインによる)

それはまた、経費がかかるものでもあります。尿失禁症の人たちは、従来よりさまざまな吸収製品に頼ってきました。デオドラント剤、殺菌剤、スキンケア製品などと同様にです。

事実:NIDDKの研究によると、1995年、アメリカ人は尿失禁に関して270億8000万ドルを費やしたということです。そうした健康管理上の衝撃は、ベビーブームの年代になるほど、高まりそうな様子です。

幸いにして、表面的には改善されつつあります。この新世代の患者たちは、羞恥心、気恥ずかしさのために沈黙しているようなことは少なくなっているからです。
女性たちは言います。「ねえ、私たち、これを抱えて生きていく必要はないのよ」と。

治療によって、何百万の人々が人生の質を高めることができるのです。
このことは重要です。何故ならさまざまな医学的、精神的、社会的問題が、しばしば失禁症に伴って生じるからです。かぶれ、皮膚感染症、床ずれ、尿道感染症は、尿失禁から結果的に起こる合併症とも言えます。

さらに、ひどく打ちのめされることには、睡眠障害、社会での交流の限定、性交渉の制限、自尊心の喪失、ふさぎこみ。働くことも、困難になるか、もしくは不可能になります。他の人と一緒に出かけることをやめてしまい、人生の楽しみの多くを無くしてしまう人もいます。


医師たちは、骨盤底筋を強化するのに、ケーゲル・エクササイザーを薦めます。


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